健康生活大百科

ハッピークッキング

認知症の危険度をセルフチェックしてみよう

認知症の危険度チェック

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認知症に最も深く関わるのは、毎日の暮らし方、つまり生活習慣が挙げられます。

脳は「油の器官」であるため、特に毎日の食事から摂取する「油の質」が大切です。

食生活を中心とする暮らし方から、あなたの認知症の危険度をセルフチェックしてみましょう。

 

<あてはまる項目にチェックをつけましょう>

Q1 □ ファストフードやコンビニの弁当、総菜をよく利用する。

Q2 □ スーパーなどで売られている市販のパン、菓子パン、菓子類を良く食べる。

Q3 □ 揚げ物が好きで唐揚げ、フライ、天ぷらを良く作る。または惣菜店の揚げ物を良く利用する。

Q4 □ 魚をあまりたべない。

Q5 □ 野菜をあまり食べない。

Q6 □ インスタント食品やスナック菓子をよく食べる。

Q7 □ オリーブ油や亜麻仁油はあまり利用せず、サラダ油やキャノーラ油を使っている。

Q8 □ コーヒーや緑茶を飲む習慣がない。

Q9 □ マーガリンの利用が習慣になっている。またはパンや菓子作りにショートニングやパーム油を使っている。

Q10 □ 毎食のように満腹になるまで食べてしまう。

Q11 □ 毎日のようにお酒を飲み、酔うことが多い。

Q12 □ 肥満体型である。または、メタボの診断基準に当てはまる。

Q13 □ 糖尿病である。または、血糖値が高めだ。

Q14 □ 運動習慣がなく、毎日の歩く距離・時間も短めだ。

Q15 □ 睡眠時間が6時間以下である。または、目覚めがスッキリせず、日中にぼんやりしていることが多い。

Q16 □ 喫煙習慣がある。

Q17 □ ストレスが多く、心身の疲れがとれない。

Q18 □ 趣味がない。または、心から楽しいと思えることが殆ど無い。

Q19 □ 人に会って話す機会が減ってきている。

Q20 □ 「新しい」「初めてだ」と思える体験が減っている。

 

あなたは何点でしたか?(11点で計算)

 

<判定の目安>

 

★3点以下の人(◎)
生活習慣から認知症になる危険度は、今のところ低いようです。しかし、食生活の変化や加齢によって、リスクは高まります。現在の良い生活習慣を続けながら、油を変えるケアも取り入れ、早めに認知症予防を始めましょう。

 

★4~8点の人(〇)
自覚症状がないまま、脳の萎縮などが進み、認知症予備群になっている可能性があります。油の摂り方をはじめとする食習慣、生活習慣を改善し、今から認知症予防を始めましょう。早く始めるほど効果が高いです。

 

★9~13点の人(△)
認知症予備群になっている可能性が高いです。毎日摂っている油を見直すなど、リスク要因をできるだけ減らし、できるところから脳の機能を活性化させ、認知症の発症を防ぎましょう。

 

★14点以上の人(×)
認知症になりやすい危険な生活習慣です。栄養療法などに理解のある医療機関で検査、診断を受けることをお勧めします。同時に油の摂り方と生活習慣を変えて、今すぐケアを始めてください。

 

認知症危険度チェック (解説)

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認知症危険度チェック、いかがでしたか?

判定結果だけではなく、理由を知ることも大切です。

各項目の解説を読んで、これからの対策に活かしましょう。

 

Q1 ファーストフード、コンビニやスーパーマーケットの弁当や惣菜には、摂り続けると脳の機能低下を招く油が多く含まれています。

Q2 工場で大量生産される市販のパン、菓子パン、菓子類には、トランス脂肪酸を含む油が使われ、頻繁に食べ続けると認知症や動脈硬化が進行します。

Q3 酸化した油は身体の中で活性酸素となって脳の神経細胞を傷つけます。

Q4 魚には認知症を予防する天然の油が豊富です。

Q5 健康な脳を作るには、良質の油を摂ることに加え、体内の活性酸素を減らす抗酸化成分を摂ることが大切です。抗酸化成分は野菜に多く含まれています。

Q6 インスタント食品やスナック菓子は脳の機能低下を招く油が多く含まれます。

Q7 同じ油でもオリーブ油や亜麻仁油には認知症を防ぐ脂質と抗酸化成分が豊富です。

Q8 コーヒーや緑茶には認知症予防となる成分が含まれています。但し摂り過ぎに注意。

Q9 マーガリンとショートニングにはトランス脂肪酸が大量に含まれています。

Q10 過食は肥満、メタボ、糖尿病(高血糖)を招き、脳の神経細胞にも悪影響を与えます。

Q11 お酒を多量に摂取し続けると、脳の萎縮に繋がります。

Q12 Q10と同様に肥満やメタボは認知症の危険要因の一つです。

Q13 糖尿病や高血糖は、認知症になりやすいという調査報告があります。

Q14 運動不足は認知症の原因の一つです。

Q15 睡眠不足や熟睡感が得られない状態が続くと認知症を発症しやすくなります。

Q16 喫煙は体内に活性酸素を発生させ、脳の神経細胞を破壊します。

Q17 過度のストレスは、コルチゾールなどのホルモン分泌が増え、神経細胞を攻撃します。

Q18 趣味や毎日の楽しみを持っている人は、認知症発症の確立が低くなります。

Q19 人との交流が多いほど、脳が活性化されて認知機能が高まります。

Q20 年齢を重ねても、脳は新しい刺激を受けると元気になります。

2025.08.06
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