寒さで身体が縮こまっていませんか?体の巡りを整える冬の習慣とおすすめ栄養素をチェック!

足早に秋が過ぎ、気温がぐっと低くなる日が増えました。コートや手袋などの防寒具を慌てて用意した方も少なくないのではないでしょうか。特に冷え込む朝方や夜は、知らないうちに肩をすぼめて身体に力を入れてしまいがちです。室内でも、ストレッチや家事などを意識的に行うことで身体のこわばりを緩和することができます。この時期おすすめの栄養素もチェックして、冬本番に備えましょう。
寒いと肩がこるのはどうして?
冬の寒い日が続くと、身体が熱を逃がさないようにするため、特に肩回りの筋肉がこわばります。そのため血流が悪くなり、新陳代謝が悪化することで疲労物質がたまって筋肉が硬くなり、「こり」の原因になります。放っておくと、血管を圧迫することで血液の循環がさらに悪くなったり、末梢神経を傷つけたりして、こり感や痛みが強くなることがあります。肩や首回りのこり感、痛み、怠さ、張りなどを感じることが多いですが、悪化すると、頭痛や吐き気、めまいを伴うこともあります。
毎日の一工夫で巡りを整えましょう
生活面
- 同じ姿勢を続けない
- パソコンやスマートフォンを使用していると、同じ姿勢のまま長時間経っていることも。定期的に休憩をとり、首や肩を動かすようにしましょう。
- 適度なストレッチを定期的に行う
- 首回りや肩をマッサージしたり、ストレッチを定期的に行い、筋肉をほぐしましょう。掃除や洗濯など毎日の家事を意識的に行うことで、膝や腕をほぐすことができます。
食事面

- たまねぎ・にんにく
- 玉ねぎやにんにくに含まれるアリシンには血液をさらさらにする働きがあります。熱に弱いため、サラダやドレッシングなど生のままで食べるのがおすすめ。
- 青魚
- サバやイワシにはDHA/EPAが豊富に含まれます。血管壁を柔らかくするDHAと中性脂肪を減らすEPAで血行を促進する働きが期待できます。
- 酢・柑橘系の果物
- 酢や柑橘系の果物に含まれているクエン酸には、血液をサラサラにする作用が報告されています。身体の疲労を回復し、代謝を上げる効果も期待できます。
おすすめサプリメント
魚が健康に良いとわかっていても、日常的に食卓に摂り入れるのは難しいものです。サプリメントを活用すると、DHA/EPAを手軽に摂ることができます。身体の巡りだけでなく、覚える・考えるなど脳の健康にも幅広く関わる栄養素ですので、年齢問わずおすすめです。
抗酸化作用が高く、美容を気にする方に人気のビタミンE。実は、血行を促進し、ホルモンバランスを整える作用も報告されています。寒さによる筋肉のこりだけでなく、冷えやホルモンバランスでお悩みの方には特におすすめです。
2025.11.21











