腸内環境が乱れると、体に何が起きる?おなかの調子だけじゃない、メンタル&免疫への影響も…。

「腸は第二の脳」と言われるほど、私たちの体にとって大切な働きを担っています。
便通だけの問題と思われがちですが、実は腸内環境の乱れは、全身のさまざまな不調と関係していることが分かってきています。
腸の中には、数百種類・数百兆個ともいわれる細菌がすんでいます。
これらの細菌は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌と呼ばれ、バランスを取りながら腸内環境を保っています。
- 善玉菌:体にとって良い働きをする菌
- 悪玉菌:増えすぎると不調につながることがある菌
- 日和見菌:状況によって善にも悪にもなる菌
腸の動きがスムーズでなくなると、便秘や下痢を繰り返しやすくなることがあります。
腸内で不要なものがうまく処理されないと、なんとなくスッキリしない感覚につながることもあります。
腸は栄養の吸収だけでなく、体の内側の環境を整える役割も担っています。
そのため、腸内環境の乱れが肌や体調の変化として表れる場合もあります。
セロトニンは、気分の安定や睡眠のリズムに関わる物質として「幸せホルモン」と呼ばれることがあります。
実はこのセロトニンの多くは、脳ではなく腸でつくられていることが分かっています。
腸内環境が乱れると、セロトニンの材料となる栄養の利用や腸の働きに影響を及ぼす可能性があるとも言われています。
実は、体の免疫細胞の多くが腸に集まっているとされています。
腸は、食べ物と一緒に体に入ってくるさまざまな刺激から体を守る、とても重要な役割を担っています。
腸内環境のバランスが崩れると、この働きが十分に行われにくくなることもあり、体調の変化として感じられる場合があります。
- 肉や乳製品、菓子類を食べる頻度が高い
- 野菜や果物、海藻類をあまり食べない
- 食が細くなり、食事の量が減っている
- 欠食したり、食事の時間がバラバラになっている
- ストレスを強く感じている
- 睡眠を十分にとれていないと感じる
- 発酵食品を無理のない範囲で取り入れる
味噌や納豆、ぬか漬けなど、日本古来の発酵食品がおすすめです。
- よく噛んで食べる
消化を助け、栄養分の吸収効率を高めるとされています。
- 体を冷やしすぎない
冷えは腸の血流を低下させ、働きを弱める原因になることがあります。
- 規則正しい生活を意識する
質の高い睡眠は、腸内環境に欠かせない大切な要素です。
腸内環境を考える選択肢のひとつとして
食事や生活習慣を見直すことに加えて、
近年では「乳酸菌生産物質」にも注目が集まっています。
乳酸菌生産物質とは、乳酸菌そのものではなく、
乳酸菌が発酵の過程で生み出した有用成分のこと。
菌を直接摂るのではなく、
すでに生み出された成分を取り入れるという考え方のため、
年齢や体調の変化を感じやすい方にも
無理なく続けやすい点が特徴とされています。
腸内環境は日々の積み重ねが大切です。
基本的な生活習慣を整えながら、
自分に合った方法を選んでいきましょう。











