健康生活大百科

ハッピークッキング

身近なスーパーフード!発酵食品を食べよう。

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「発酵」とは、微生物の働きで食品が分解され、新たな成分へ変化した状態。
元の食材にはなかった味わいや豊かな香りを生み出し栄養成分豊富な発酵食品へと変化します。

 

発酵食品をつくる微生物

乳酸菌
腸内の悪玉菌を抑制し、腸内環境を整えます。乳酸菌が含まれている食品は、ヨーグルト、チーズ、漬物、納豆など。最近は飲料などにも含まれているものが増え、摂取しやすくなりました。

納豆菌
納豆菌は胃酸などで死滅しにくく、長期間体内にとどまることができ、腸内環境を整えるよう働きかけます。食中毒菌であるサルモネラ菌などを抑制する働きもあります。

麹菌
麹菌には、炭水化物やタンパク質を分解する消化酵素が含まれているので、消化吸収を手助けします。塩麹などに肉・魚をつけておくと柔らかくなるのはそのためです。

酵母菌
腸内で善玉菌として働き、悪玉菌と戦って腸内環境を整えてくれます。また糖分やアルコールをガスに分解してくれ、カロリーの吸収を抑えられるそうです。

 

わたしたちが普段食べているものは、たくさんの微生物で溢れています。
菌は消化や吸収を手助けしたり、腸内環境を整えたり、さらには風味を
よくしたりと、大活躍!健康のために菌活してみませんか?

 

一家におひとつ♪ 醤油麹のすすめ

■材料
・こうじ 200g ・醤油 300cc
■作り方
①こうじはもみほぐし、醤油を入れて混ぜる。
②密閉容器に入れて、常温で1週間程度置く。
③毎日一回清潔なスプーンで空気を含むように混ぜる。
④全体がどろっとして、こうじが指でつぶれるようになったら出来上がり。
⑤冷蔵庫に移して保存しましょう。
♪醤油を減らし、みりんを加えるとマイルドな仕上がりになります。
♪普段の調味料として使用しましょう。
お肉やお魚の下味をつけたり、冷奴や納豆にかけたり、使い方は豊富です。

2018.08.07
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