紅茶キノコ?コンブチャ?今話題のデトックス商品に迫る!
『紅茶キノコ』皆さんは聞いたことありますか?
海外セレブが愛飲していることで話題になり、近年注目が集まっている飲料です。
アメリカでは『コンブチャ(kombucha)』の名前で広く知られているそうです。
目新しいもののように感じる紅茶キノコですが、実は日本でも昭和40~50年頃一大ブーム
を巻き起こしています。忘れ去られたかのように思われていましたが、現在ブームが再来
しているとのことでその秘密に迫りました!
名前だけ聞くと、紅茶にキノコをいれたもののように思ってしまいますが、
実はそんなことはありません。砂糖入りの紅茶や緑茶に酵母などを入れ、
発酵させた飲み物を紅茶キノコ、コンブチャと呼ぶそうです。発酵の過程で
菌が育ち、きのこのように見えることからこの名前で呼ばれるようになりました。
紅茶キノコの培養に必要なのは、紅茶・砂糖、そしてもととなる菌株です。
菌株は、培養している人から譲り受ける以外に入手方法がありませんでした。
発酵は、わたしたち人間にとって身近な存在でありながら、危険もはらんでいます。
菌株を譲り受ける際、身体にとって有害な菌類が混ざってしまったり、発酵と腐敗の
見分けが一般家庭では難しかったり…これらが原因で、腹痛や下痢などの健康被害が
出てしまうケースが増え、次第に紅茶キノコはブームの終焉を迎えたといいます。
昭和50年頃にもたらした紅茶キノコ一大ブームは、国会にすら影響が及んでいたといいます。
昭和50年6月、衆議院社会労働委員会で、紅茶キノコについて国の見解が示されました。
政府によると、紅茶キノコの主成分は【酢酸】、つまりお酢!お酢の健康効果は疲労回復や
食欲増進などが知られています。しかし「紅茶キノコ」そのものに関する健康・美容効果は
未だ解明されていないようです。
紅茶キノコの主成分は酢酸なので、お酢に類似した健康効果があることは予想できます。
しかしまだまだ研究段階であり、手作りする際のリスクもないとは言えません。紅茶キノコに
こだわることなく、日頃からバランスの良いお食事を心掛けるのがなにより大切ですよね。
同じ発酵食品を摂るなら、納豆や味噌、ぬか漬け等が日本人の腸には馴染みがあってよいかもしれません。
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