ストレスの基本を知ろう!

新生活で環境の変化があったり、心配なニュースや健康の不安…
現代は、たくさんのストレスが心と体に影響しています。
■ストレスって何?
ストレス反応は、何らかの刺激が身体に加わった時の心身の正しい反応のことです。
その刺激を「ストレス」、元凶を「ストレッサー」と言います。
4つのストレス

■ストレスによる生体反応
私たちの身体は、さまざまなストレスにたいして対応するための力を備えていますが、強いストレスや小さくても長期的なストレスで体も限界がきてしまいます。ストレスを感じてから限界に達するまでに3つの段階を経ています。
—————————————-
警告反応【ショック】期(6~48時間)
強いストレスを感じた時に即座にでる反応。
体温や血圧、神経反応の低下など。
↓
警告反応【抗ショック気】(48時間~)
防衛反応として、ショック期の衝動から立ち直り、
アドレナリンやドーパミンなどの興奮系ホルモンの分泌が盛んになる。
↓
抵抗期(1~3ヶ月)
ストレッサーに対して抵抗力が増す時期。
更なるストレッサーが襲ってきても跳ね返す力がある。
↓
疲憊期(3ヶ月~)
一定以上のストレッサーにさらされ続け、限界に達する時期。
抵抗力は低下し、警告反応期の症状が再び現れる。
無視し続けると、病気が発症する。
—————————————-
ストレッサーを感じた身体は、
副腎から抗ストレスホルモン(別名:ストロイドホルモン)を多量に分泌します。
副腎が正常に働き続けるためにビタミンCを多量に必要とします。
さらに、ストレスは多くのエネルギーを必要とし、
自律神経や免疫機能にも影響します。
エネルギー生産と自律神経では、ビタミンB群が多量に必要で、免疫機能ではビタミンCを多量に必要とします。
≪≪ビタミンB◆詳しく読む◆≫≫
≪≪ビタミンC◆詳しく読む◆≫≫
そしてストレスコントロールのための司令塔となるのが、脳の視床下部です。
視床下部では、多くのリン脂質(レシチン)を必要としています。
≪≪脳とレシチンの関係◆詳しく読む◆≫≫
*written by 豊原悠里(管理栄養士・予防医学指導士)











