乾燥によって起こる心と体のトラブルとは?
気温が下がると同時に、気になるのが乾燥!
年齢を重ねるにつれて年々ひどくなる!なんて方も多いのでは?
乾燥は、美容のみならず、健康にも大きな影響を与えているんです。
■空気が乾燥すると何が起こる?
気温の低下や暖房の使用によって、冬季は乾燥します。
また、日本海側、太平洋側、生活する地域によっても異なりますね。
乾燥に注意!と言われる原因としては次のとおり。
1.風邪をひきやすくなる
ウイルスの侵入を防ぐ第一の砦。鼻や喉の粘膜。
これらの働きは乾燥によって低下してしまいます。
2.ウイルスが活発化する
ウイルスは寒冷に強いものが多い、乾燥によって飛散しやすくなります。
3.皮膚のバリア機能低下
乾燥によって皮膚のバリア機能が低下し、外的刺激に弱くなってしまいます。
かゆみなどの引き起こし、肌トラブル、さらには神経症を招くこともあります。
とくに肌の弱い方や、小さなお子様は、気分の落ち込みや不安感から
かゆみが助長されやすくもあります。
■体内の乾燥にも要注意!
冬は夏場ように汗をかくことはありませんが、体内の水分は皮膚や粘膜、
呼吸などから蒸発しています。気温が低くなると喉の渇きを感じにくくなるため、
知らず知らずのうちに脱水状態になっているケースもあります。
室内の急激な寒暖差によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることを
ヒートショックといいます。脱水により血液がドロドロになっていることでも
発症リスクが高まります。冬場は意識して水分補給を行うようにしましょう。
■今すぐできる乾燥対策
▶マスクの着用
他人への感染を防ぐためのマスクですが、同時に喉の保湿としても役立ちます。
清潔なものを身につけましょう。
▶加湿
理想的な湿度は50~60%。加湿器やお湯や水を入れたカップを置いたり、
水が垂れない程度に絞ったタオルをかけるなどして対策しましょう。
▶温浴はぬるま湯に
40℃以上になると、体表面の保護成分である油分が流れやすくなります。
湯船やシャワー、家事での湯温はぬるめにしましょう。
▶水分補給
体内の水分量を維持することは、脱水や肌の乾燥、ヒートショックの予防としても
有効です。こまめな水分補給を心がけましょう。
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