食品におけるレシチンの含有量について
脳や神経、血液の健康に大切なレシチンですが、どのような食材に含まれているのでしょうか?
レシチンに含まれる不飽和脂肪酸は、血中コレステロールを低下させ血管を強く働きがあり、レシチンに含まれるコリンは、脳の神経伝達の活性化に役立ちます。
レシチンの摂取量の上限は設けられていません。推奨としては1日に3000~6000mgの摂取が、健康の維持増進に繋がると考えられています。様々な食材にレシチンは含まれていますが、その含有量(上記参照)はとても少ないため、食事からでは1日に1000㎎以下しか摂取できないと考えられます。その理由の一つにレシチンが熱に弱いという特性が挙げられます。そのため、健康補助食品から摂取する必要があります。
K・リゾレシチン含有食品では、グミタイプで1個300㎎、生ゼリータイプで1包600㎎の摂取が可能です。また食材からの摂取は、腸において酵素分解され体内に吸収されますが、K・リゾレシチンは予め酵素分解処理を行い低分子の状態のため、舌下や胃の粘膜から速やかに吸収され、効率よく体内に届きます。
*Written by 豊原悠里(管理栄養士・予防医学指導士)
2019.11.13